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黒い魔物に魅せられて(仮)

オオクワガタの魅力に嵌った男が、とりあえず86mmUPを目指し悪戦苦闘しながら失敗談を記録するブログ

クワガタ・カブトのペレット飼育の是非  

ご訪問して頂き有り難う御座います。(今回長文です・・・汗)

今回は先日の予告通り成虫用マットのお話(商品レビュー)になります。

去年、某昆虫ショップのHPで「ペレット飼育を推奨」と言う文字に興味を持ち
今年の5月にyoutubeでペレットでの飼育の動画を見て購入を決めました。

いつもお世話になっている通販の店でも猫砂として「ペレット」を取り扱っていますが
商品説明に接着剤として「でんぷん粉」を使用と、記載されていて昆虫に使った時に
ベタベタ、ヌルヌルしそうだったので却下。

youtubeで紹介されていた製造販売元のいび森林資源活用センター様にペレットの製造方法を
問合せしたところ高温・高圧の圧縮のみで形成しているとの事で安心しました。

今回、購入したのは
猫砂用ペレットいびペレ(クワガタのおふとんに混ぜる為)
クワガタのおふとん(成虫専用飼育マット) 微粒+ミニペレット
クワガタのおふとん細粒&粗粒 
希望に合わせてMIXや乾燥・湿潤タイプの選択も可能と言う事なので
今回は乾燥タイプの細粒70%+粗粒30%の割合でブレンド
全部で3種類購入

いびペレ 

この、いびペレ製造時に出た屑を集めたのが
「クワガタのおふとん(成虫専用飼育マット) 微粒+ミニペレット」
いびペレより価格が安くお買い得です。
 微粒+ミニペレ

見た感じ50~70%くらいが微粒のイメージ
吸水性に優れ3倍に膨張するそうですが・・・

吸水前    吸水後

実際は3倍以上?に膨張すると思われますので使用(投入)量には注意が必要です。
10日前に、ほぼ同量で使い始めましたが♀はとにかく汚すので、この差です。
 ↓♂側           |  ♀側↓
10日後 
昆虫ゼリーの水分が有る為、加水(霧吹き等)は一切、行っていません。

使って見た感想は・・・一長一短
特に国産カブトの♀はマットに潜れないので、かなり落ち着かない様子。
無理矢理潜って浮上して来た時は、粉で真っ白になりますw
ペレットが解れて潜れる状態になった時にには、マット交換のサインかも。。。
保管には圧縮されている分だけペレットの方が場所を取らずに良い。

個人的に
クワガタのおふとん細粒&粗粒の方が好みに近いですが
(↓ 細粒70%+粗粒30%)
細粒70%+粗粒30%MIX 

もっと針葉樹(ヒノキ)の香りがすると嬉しい自分・・・。

特筆すべきは
数ページにわたる購入商品の含有物質等の検査報告書(コピー)が同梱されていました。
更に直筆の手紙と地元のお茶パック2個(二杯分)も添えられていてた事が好印象で記憶に残ります。

次回、注文時は
クワガタのおふとん細粒/粗粒/微細粒(パウダーマット)の3種を購入してMIXすると思います!

価格も安く、色々な形状のマットを販売しているので
飼育されている種類や環境、お好みに合わせて選択も出来ます。
一度、お試し購入されても良いのではないでしょうか。






我が家のクワガタもカブトも基本はクヌギマットが落ち着く、ご様子。
ダニが発生したときに針葉樹マットを使う方が虫たちにとっては幸せそう。

昨夜、最後の幼虫(阿古谷産)が羽化しました。
ボトルの外から覗く限りでは能勢YG血統より大きい(´・ω・`)
祖父江産76.8mmを超えていそうにも見えます。
時期をみて掘り出したいと思います。

閲覧有り難う御座いました。
















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長旅お疲れ様でした!ヨツボシヒナカブト(長文先輩)  

それは運命的出逢いでした!
正直言って一目惚れです

出逢いのきっかけは
神長きのこ園様の新菌糸s6を、どうしても試したくなり
ヤフオクで急遽♀B菌糸で羽化した♀が産んだ幼虫を探して居た所
M's様(yahooIDは別)のヤフオク出品ページに辿り着き商品説明欄のブログリンクからの訪問。
魅力的な良血統ばかりだったので余剰品(種親♀の使用菌糸)の問合せをしてからブログを拝見させて頂きました。

すると衝撃的な画像が目に止まってしまったではありませんか!
そうですヨツボシヒナカブトです。

画像の美しさも当然ですか、この色と容姿に一目惚れです。

ヨツボシヒナカブト0

しかしながら個人的に万が一の事を考えて『国産』しか飼育しないポリシー。
その場は一旦、諦め忘れる事にしました。

更に♀B羽化親からの幼虫探しは続く。
数日後、再度M's様の出品商品を見ると・・・
良血統のYGに紛れ1点だけ『ヨツボシヒナカブト 幼虫5頭』も出品中。

見た瞬間、この子を絶対に落とすと決め飼育に関する情報集め。
国産カブトムシの様に「放っておいても勝手に育つ」と、言う様な簡単ではない様子。

だけど自分でも、こんな綺麗な個体を羽化させたいのです。

オークション終了30分前から待機。
既に何件か入札は入っているものの、まだまだ予算内。
10分前に入札し・・・無事に落札。

追加も可能と言う事で合計10頭譲っていただきました!
北海道までの長距離輸送の為、発送には相当、気を使って頂いたかと思います。
本当に有り難う御座いました。

自分は基本的に生体の受け取りは郵便局留めか宅配会社の営業所止めです。
理由は、午前中指定で自宅に届くのは11:30~11:59(間違いなく午前中です)
負担を少し手も軽減させる為、(嫁にバレない為にも秘密裡)朝一でお出迎えに行くのです。

受け取った箱を見ると丁寧に梱包されていて
細かい所まで行き届いた気配りが随所に見られ感動しました。

本当に昆虫が好きで
今まで大切に育てて来た子供を里子や嫁に出す様な気持ちが伝わって来ました。

ヨツボシヒナカブト1 

急いで撮影したのでピンボケですが
父親似?の綺麗なオレンジ色した卵黄頭・・・
美味しそうです(爆
ヨツボシヒナカブト2 
(幼虫に負担を掛ける行為はダメですね・・・)

これからは暗所の23℃で管理(ちょっと低いですか?)
ヨツボシ3 

次回、逢うのは3~4週間後のマット交換まで。。。
また元気な姿を見せて欲しいものです。

1頭も落ちる事無く無事に羽化させたい
あわよくば画像の親虫の様な綺麗な色で・・・。

次から800㏄ボトルで3ヵ月間放置?で大丈夫かな?

もし、ヨツボシヒナカブト飼育経験者様がいらっしゃいましたら
アドバイス宜しくお願い致します。

そして、今回貴重な幼虫を譲っていただき
更に画像の使用許可を出して頂きましたM's様に感謝致します。

次回は『昆虫マット』のお話予定。

長文ブログを読んで頂き有り難う御座いました。(出来れば簡潔にまとめたいです)








ミヤマクワガタの大型化!?(蝦夷型)  

こんばんは。

オオクワの事ばかり話して来ましたが
昨年から道産ミヤマの幼虫も11頭程ですが自作の保冷庫で飼育しています。

WDの親から産卵させて2015年9月20日に割出後18℃±1℃で管理中、来月には4回目のマット交換予定です。

完熟マット100%から交換する度に高カロリーマットの割合を増やしてブレンドしています。
次回で最終割合50:50にします。

以前の記事でオオクワガタの幼虫で菌糸が合わなく1本目(3ヶ月)で前蛹や蛹化してしまった個体が居ると記載しましたが
ミヤマクワガタの幼虫でも同様の事が起きています。

ミヤマクワガタを低温管理で割り出しから2年近くかけて成虫にさせる予定ですが
先日ボトルを覗くと1頭が蛹化していました。

恐らくですが
餌のマットが高カロリー過ぎて合わず食べれない⇒生命の危機を感じ急遽、蛹化?
って感じでしょうか?

ミヤマの♀にも累代を重ね菌糸慣れならず高カロリーマットのエサ慣れをさせれば
大型化させる事が可能かも知れませんね。
(※あくまでも素人の妄想です)

眼と背中が色付き始めていました。

DSC_0224_convert_20160627161128.jpg 

↓1円玉と比較
DSC_0221_convert_20160627161203.jpg 
かなり小さいです

蛹化前のマット交換時の体重は10g

蛹化後の気になる体重は・・・




僅かに4g
0.1g単位表示のハカリ購入します(´・ω・`)

8月には季節外れで購入した能勢YGの幼虫に“冬”を感じさせるために
ミヤマ幼虫と一緒に冷蔵庫+逆サーモで温度管理します。

有り難う御座いました。

s6菌糸 到着  

6/26 神長きのこ園様から
禁断の最新 ドーピング薬 菌糸s6が我が家に到着しました。
前回、紹介させて頂きました
Ⓒ種親♂86.0mm×種親♀55.0mm 4頭
Ⓓ種親♂87.2mm×種親♀54.7mm    4頭
に使ってみたいと思います。

s6 

見た目は他の菌糸と、あまり変わりませんね^^;

本気を出し始めた3シーズン目  

冬に神長店長様から頂いたアドバイスを基に
♀Aで早期羽化させた♀親の幼虫を購入して見ました。
s8とs5・・・どちらにするか散々迷った結果s5を購入。
Ⓐ種親♂81.5mm×種親♀54.5mm 5頭(s5投入中)
Ⓑ種親♂82.8mm×種親♀54.1mm 5頭(s5投入中)

今シーズンは、この10頭だけと決めていましたが・・・
店長日記を覗いたついでに菌糸ビンページを開くと
新商品の能勢YG用 s6が販売されているではありませんか!!
新商品に目が無い自分は速攻(釣針に)食いついてしまいました(笑

今回は更に本気で臨みます!
♀Bで早期羽化させた♀親からの幼虫購入しました。

Ⓒ種親♂86.0mm×種親♀55.0mm 4頭
種親♂86.0mm(Gull氏1409)
種親♀55.0mm(龍氏14YG5-6)

Ⓓ種親♂87.2mm×種親♀54.7mm 4頭
種親♂87.2mm(yasukong氏1405)
種親♀54.7mm(龍氏14YG26-6)

今シーズンの能勢YG血統は、この18頭で勝負します。
目指せ86mmUP!
 

店長様から『大型羽化の近道』アドバイス  

店長様に今迄75mmを超えた事が無い事を話すと

①まず、血統が良くない。(本当にYG血統なの?)
②とにかく菌糸慣れさせた親♀を累代させる(無駄に時間と経費が嵩むよ)
③本気で大型のオオクワガタを羽化させるには「お金が掛かります
④信頼できるブリーダー様を見つけて幼虫や親虫を(高価でも菌糸慣れした♀親か幼虫を)購入する事

と、有り難いアドバイスを頂き
真冬に購入した初令~初2令幼虫はs4からのスタートさせる事に。
♂2本目はs4の1400㏄ ♀はs3の800㏄⇒そのまま羽化まで持って行く 
♂3本目もs4の1400㏄
期待できない血統なら累代させずに諦める勇気が必要との助言を頂きました。

2月上旬に1本目(s4)に投入 24℃±1℃で管理
5月中旬一部の菌糸ビンに食痕が目立ち始めた為2本目に交換
幼虫体重
29g 1頭
27g 2頭
26g 1頭
14g 1頭(卵巣が見当たらないので極小♂と判断)
13g 2頭
12g 1頭
 9g 1頭
前蛹 1頭(201年6月下旬羽化済♀)
蛹化 1頭(2016年6月中旬羽化済♀)
 ★     1頭

菌糸との相性が良かった個体はビンの中で窮屈そうに丸くなっていました!
                (こんな大きいオオクワの幼虫初めて見た・・・ちょっと感動)
しかしながら、逆に1本目で前蛹や蛹化していた個体は
       s4の菌糸ですら相性が合わず(食えない菌糸?菌糸が食えない?)と言う事で

累代させるのは素直に諦めます!!



2シーズン目  


オオクワに関して少し情報を集め出し
「能勢YG血統」に着目するが1頭が数千円もする幼虫は勿論
1頭数万円もする80mmを超える高価な成虫にも価値観を見出せなかった自分。

祖父江産♂の絶妙な形の良さが気に入り幼虫10頭ヤフオクで落札購入(1頭150円~180円)
能勢YG血統(自称)も10頭ヤフオクで落札。(1頭250円)
菌糸ビンも多少は検討し素人が拘って見たものの、結果は・・・

菌糸ビン2本目へ交換時の体重測定でも、やはり軽くて小さい。

この時点で、ようやく大型の羽化を本気になって考え出した。
有名な能勢YGのブリーダー様のブログを読み
過去のヤフオクの落札ページを見ていると
「神長きのこ園」「s3」と言うキーワードが、やたらと目に付き気になり始める。

しかし神長きのこ園様のHPに辿り着いた時には店長様の体調不良により販売休止中。。。(´・ω・`)

2016年1月中旬頃、何気なく神長きのこ園様のHPを訪れると
な、なんと菌糸ボトルが販売されているではありませんか!

慌ててヤフオクページを開き
この時期に初令~初2令の(自称)能勢YG866血統を12頭落札購入。
色々な種類の菌糸ビンが販売されていたので購入にあたり、メールで店長様に御相談。
その結果・・・

はじめまして  

オオクワガタの飼育を始めて3シーズン目です。

とにかく無駄に長い遠回りをしてしまいました。

何も考えずヤフオクで産地や血統に拘らず
「とにかく安い幼虫」を落札したのが2年前
何も考えず何も拘らずに安い菌糸ビンを購入
一応、温度管理は25℃を超えないように注意していただけ。


1シーズン目はテスト飼育と割り切っていましたが
結果は勿論散々たるもので80mmは愚か75mmにさえ届かない始末。



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